職業満足度調査

迷彩

美容師と兵隊は幸せな職業と呼ばれているわけですが、これはどうしてなのでしょうか。

美容師

基本的に美容師という職業はなり始めのころは賃金も最低クラスのものですし、そもそも待遇もそんなにいいとは言えないものです。
それでも幸せな職業と呼ばれているのにはわけがあって、他人を幸せにできる職業だからといわれているからです。

毎日やってくるお客さんに対してその人に相応しい髪型を提案してあげることに対しては、当然喜ばれることに繋がりますし、「ありがとう」の一言は自分も幸せになることができます。

接客業はこの「ありがとう」という言葉を言われるのは当たり前のことかもしれませんが、美容師のように高い技術が必要とされる仕事において、それを他人にリアルタイムで評価してもらえるような仕事はあまりないからです。

また、美容師の仕事は大体その日によって行う作業が分担されており、そこには上下関係もきっちりとしたものが存在しています。
当然チームワークも重要になってきますのでその分仲間意識も生まれやすいというところもありますし、変なたわごとが入ってくるようなこともないわけです。

なによりも美容師は実力によって上の段階に上り詰めることができる非常にわかりやすい世界であり、能力さえあればいくらでも出世のチャンスがあるというある意味では幸せな職業といえるのです。

そして兵隊についてですが、こちらはお世辞にも職業的な利点はあまりないといえます。

まず怪我などは当たり前で最悪の場合死ぬこともあり得ますし、もちろん豪華な食事ができるわけでもありませんし、生活をする場所も窮屈なところになります。そして治安を守るなどが目的であったとしても人を殺さなくてはならない可能性もあるのです。

更に美容師と同じように給料も決して高いとはいえないものがあるのになぜ幸せな職業と呼ばれているのでしょう。

兵隊

実は兵隊にも美容師と同じように職業的満足感というものがあるのです。
兵隊の仕事は国を守るための訓練をすることが目的になるわけですが、他の仕事と違い明らかにそれを目的とした訓練を1日中行っているため他のいらないことは一切行いません。

おそらくここに大きな職業的満足感を得られるのではないかと考えられるわけで、他の必要が無いと思われるような業務が全くないところが嬉しいところであるといえるわけです。

そして、軍隊は美容師と同じく上下関係がいい意味ではっきりしているところも理由のひとつだと考えられます。それぞれの肩書きに応じてやるべきことがはっきりとしていますし、チームワークも当然要求されることになります。

こうしたことからやはり仲間意識が芽生えやすく、仲間どうしならば仕事が非常にしやすいところがあるわけです。今の世の中は不況もあって、お金がたくさんもらえる職業が幸せであるという方もいるでしょうが、やはりこの仕事を自分はやっていると思えることが一番幸せだといえるのではないかと思います。

 

 

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